軌跡を追って

軌跡を刻むこの場所で
今を信じている…
溢れる想い握り締め
未来(あした)の　光探して…
新しい道が ココから始まる
※MARIA「未来への軌跡」より

明日の今頃は、もうお別れの時間を過ぎているでしょうか。
その時どんな思いが去来するのか、私にはまだ分かりません。

いつだったか、どこかで「再結成して欲しいバンド」というアンケートの上位にZONEが入ったとき、
公式BBSがその話題でいっぱいになり、
とうとうあるメンバーが、ブログで拒絶反応とも取れる叫びを上げてしまったことがありました。
あるいは、一昨年の赤坂でのライブ。
サプライズというかお約束というか、舞衣子、実夕、朝香のセッションの盛り上がりの後、
ステージに現れたMARIAメンバーの複雑な表情を感じ取りました。
特に後者は、実際に私も3人のセッションに喝采を送っていた一人として、心の痛みを感じました。

でも。
デビュー当初こそ「元ZONEのMAIKO改め舞衣子のバンド」という意識をもっていた私も、
いつしか、「MARIA」の紡ぎ出す音楽を、そしてそれを紡ぎ出す6人の存在を、ZONEと全く切り離して楽しんでいました。

MARIAの4年間の軌跡、ピリオドは彼女達のホームタウン・札幌。
そこから、6人はそれぞれ、新しい軌跡を描きはじめる。
そんな6人への感謝の念を伝え、彼女達の未来に光がさすことを願うため、明日、私も北の大地へ旅立ちます。

軌跡を繋いだ時間は
心にいつまでも…
今はもう涙はいらない
答えに辿り着くまで…
新しい道が ココから始まる
※MARIA「未来への軌跡」より