おかしなこととか、不思議なこととか、これからのこととか。

何でも事務所のせいにするのって、正直かっこいいものではないと思う。
ある意味叩きやすい相手を叩いてるだけだから。
話題が無くなって変な書き込みが出てきたが、
少なくとも今回、公式発表前日に会員にのみいち早く知らせてくれたことは評価できると思うし、
あの事務所無くして、彼女達はなかったんだから。

話は変わって。
5年前は、武道館から帰ってきてからしばらく、曲を聴けなかった。
帰りの新幹線でも、通勤のクルマでも。
ベストアルバムが出るまでは、多分ほとんど聴いていなかった。

でも今回、ペニーレーンからホテルに戻っても、
帰りの千歳からの飛行機でも、
昨日も今日もクルマの中でも、
彼女達の曲を聴いている。
不思議と悲壮感も感じない。何かに思いをはせるわけでもない。
彼女達の曲を普通に楽しく聴いている。
その違いが何なのかは分からない。不思議だ。

で。
2月8日にあの知らせを受けて以来、ぽつぽつと考えていた。
一旦、この日記を閉じようか、と。

ネタがあるとか無いとか、ってことではなくて（そんなもの何でも作り出せる）、
mixiとの両立がきつい、ってことでもなくて（そんな言い訳もかっこ悪い)。

ただ、ちょうどこの日記を初めて、来月の終わりで5年になろうとしているけど、
ちょうどあの頃…武道館の夜から、新バンド結成お披露目までの空白期に、
身内がらみのトラブルに巻き込まれズタボロになった自分と対話してみようと軽い気持ちで始めた日記で、
そのうち、仕事のストレスとプレッシャーといろんなものが絡んで心が壊れだしたり、
いろんなことに一喜一憂したり、事情も知らず生意気な口も吐いたけど、
気がつけば、あの6人での活動開始とほぼ同じ時間、この日記があったんだな、と。
そして今回の二本のライブで、自分にとってもあの6人の存在が自分の思っていた以上の大きなものであったと気付いて。

だから…閉めようかな、と。

でも、
こんな拙い日記を通して(文字だけのコミュニケーションではあっても)知り合った方もいて、
その方のブログにお邪魔したりもして、
そういう事を断ち切るのは、ちょっと違うな、と。

2005年に解散したバンドのことを、ほとんど勝手な解釈で去年の半分かけて(更新間隔すかすかでしたが)記事にしてたけど、
それはようやく、あの時間を自分なりに冷静に見つめることができた、と。
そんな昔話に、意外にも初めましての方がコメントくださったりした。

それを思い出して、
余り肩肘張る必要もないんだ、と思ったんです。

……閉めようと思ったけどやめた、と一言で済むところを何行使ってるんだ(笑)。
まぁこんな調子でユルユル雑然と続けていくことにします。
あらためまして、今後もよろしくお願いいたします。
「一生はてなダイアリーします」とまでは断言できませんが(笑)。