作詞賞

一青窈「かざぐるま」、レコード大賞作詞賞受賞が発表されました。おめでとうございます。
TBS 第47回 輝く!日本レコード大賞

「紅白」とともに(あるいはそれ以上に)凋落傾向となって久しいレコード大賞
その中でも、「作詞賞」というのはメインとなる大賞や最優秀新人賞に比べれば地味な賞ではありますが、
彼女の詞が評価されたというのは、ファンにとっても嬉しいです。
ここ数年レコード大賞見てないので、当日の放送で作詞賞受賞作品の楽曲披露があるのかどうか分かりませんが、要チェックですな。


ところで、日本作曲家協会のサイトによると、大賞は
「作曲、編曲、作詩を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、
その年度を強く反映・代表したと認められた作品」に贈られるんだそうですが、
大賞へのエントリーとなる金賞の顔ぶれを見ていると、この10曲の中に「その年度を強く反映・代表した」と認められ得る曲が何曲あるか…と疑問を感じずにはいられません。
ここ数年、有力アーティストの辞退傾向が定着していることの現れなんでしょうが、
たとえ辞退を明言したアーティストであっても、そのアーティストの曲が「その年度を強く反映・代表した」曲であれば一方的にでも大賞を贈るべきだと思います。
「出演しなければあげない」では、かえって賞の権威は落ちる一方なのでは無いでしょうか。


もっとも、こういうことに興味のない音楽関係者が増えたのかも知れません。
今は知りませんが、昔は凄かったらしいですね。