可能性

MARIAのファーストツアー、昨日の札幌で無事ファイナルを迎えました。
いくつかライブレポを読ませていただきましたが、舞衣子の声はやはり本調子でなかったようで、本人も悔し涙を流していたそうです。
ZONE時代とは立場も変わり、MARIAの顔としてここまで引っ張ってきたわけで、心身の疲れが声に影響したのだと思います。
でもこの人の場合、悔しさを糧にして必ずグレードアップしてくると思います。いや、根拠があって言ってるわけじゃないんですけど、なんとなく。
だからあまり心配はしていません。


私自身が参加したのは名古屋の1本だけでしたけど、正直な話、今回のライブを観るまでは私にとってのMARIAは「MAIKOのバンド」もっと端的に言えば「ZONEの代わり」でした。
でも今回のライブを観ているうちに、そういう意識は知らないうちに消えてしまいました。
もちろんZONEはZONEで思い出深い、今でも大好きなバンドですし、忘れられない存在です。
でも、MARIAはZONEの後継でも代わりでもない、全く新しい、可能性を秘めた魅力的なバンド。どっちが上とか下とかじゃなくて。
今さらながらに、そう気付かされました。
いろいろ課題はありますけど、このツアーの経験を元に一歩一歩成長して欲しいと思いますし、あらためてこのバンドの成長を見守りつつ応援していこうと、そんな気持ちになれるライブでした。