どうぞゆきなさい

一青窈のライブDVD見てて、今年4月の名古屋公演で「ハナミズキ」聴いて泣けてきたことを思い出しました。
いや、実際ボロボロ泣いたわけじゃないけど、胸がいっぱいになって、目の奥からじわーっと。
「僕の我慢がいつか実を結び」のところで。
この曲自体は、CDとかテレビとか04年のツアーとか、何度も聴いてきたわけで、何故あの時泣けてきたのか今でもよく分からないんですが…


「どうぞゆきなさい/お先にゆきなさい/僕の我慢がいつか実を結び/果てない波がちゃんと止まりますように」
(「ハナミズキ」詞:一青窈 曲:マシコタツロウ より)


自分はこういう気持ち(自己犠牲?)を持つ人間ではなかった…いや、たぶん今でも無い。だからこそ泣けてきたのかな、と。


うーん、何を言ってるのか分からなくなってきた(苦笑)。


サイトをいろいろ検索していると、この歌に関してはいろんな人がいろんな解釈をしてます。
反戦歌だとか恋愛の歌だとか、母と娘の歌だとか。
もともと、一青窈9・11(デビュー前)の際、衝撃を受けて一気に書き上げた詞が原型で、それをそぎ落とす形で現在の歌詞が作られていったそうですから、
反戦歌といえばそうなのかも知れないし、もっとちがった意味合いもこめられているかもしれないし。
個々の語句の解釈は、人それぞれでしょう。


ライブのMCで、彼女は「優しい気持ちの連鎖」が続けば…と言う思いを込めたというようなことを語ってます。
「僕の我慢」で「果てない波」がとまり、「君と(君の)好きな人が百年続きますように」。
綺麗事といわれるかも知れないけど、とても重要なメッセージだと思います。


なんだかまとまりが無くなってきました(苦笑)。
いまだにこの歌の3分の1も理解できてないんだろうな、自分。