ネーミングライツ

東京スタジアム命名権を、もし味の素じゃなく横浜ゴムが買っていたら、
今頃スタジアムはどう呼称されていたんでしょうか。…「横浜スタジアム」?(笑)


何でこんなくだらないことを書いたかというと、先日書いた北海道厚生年金会館のことを考えていたから。
今後厚生年金会館が入札に付されることは決定済み。
落札した企業なり団体が、会館を(少なくともホールについては)これまで通り変わらず運営してくれれば、とりあえずはめでたしめでたし。
でも、安定した運営を続け、落札に投じた資金を回収するには相当な経営努力と時間が必要でしょう。
最悪、数年後にはショッピングセンターやマンションに化けてしまうかもしれません。
言い方は悪いですが、世の中お金が無くては話になりません。


そこで、スポーツ施設やホールなどの命名権ネーミングライツ)を売る、というケースが最近増えてきました。
確かに○年間×億円で、稼働率に関係なく安定収入が得られるのは大きいと思います。
北海道厚生年金会館の存続(どのみち「厚生年金会館」では無くなりますが)を考えた場合、命名権の売却も当然検討されることでしょう。


ただ、名前を聞いただけではどこのホールかわからないようなネーミングだけは避けてほしいですね。
つまりどこかに「北海道」あるいは「札幌」と入れてほしい、ということ。存続のために動いている地元の人たちのためにも。


ホールを残せるかどうかも分からないのに、名前の心配なんて早すぎるのは承知してますが。


いっそ某ビール会社が買ってくれたら命名権の問題も解決なんですけど、あちらはそれどころでは無さそうで…