扉の向こうに

Gateway to Tomorrow

Gateway to Tomorrow

「NEWS MAKER」12月号のインタビューで、実夕は「自分で“歌いたい”と思う曲だけを選んだ」と語ってましたが、
実際にアルバムを手にとって聴いた限り、「“歌いたい”と思う曲」のバリエーションは、ZONE時代のソロプロジェクトに比べて広がってるように思います。
もちろん、かつての「長瀬実夕」のシングル2枚と、今回の「長瀬実夕」のフルアルバムを単純に比較して軽々しく断定することはできませんが、
ZONEという母船の存在あってのソロプロジェクトであったかつての「長瀬実夕」と、ソロアーティストとして歩み出した現在の「長瀬実夕」の違い、でしょうか。
そしてまた、2年半あまりの間の葛藤の中から生まれた違いなのかも知れません。


個人的には、「冬っぽい曲・サウンド」って大好きなので、「Winter Memories」が気に入りました。
この冬のMyヘビーローテーション曲・第一候補(笑)。
詞が心に響いてくるのはやはり「涙の彼方」。ここまでの心境がかなりストレートに描かれているから。
でも不思議と、重苦しさは感じないです。
あと、「With U」。
もしも解散がなかったら、こんな曲を4人で奏でてくれたんじゃないかと…
今更こんな事を考えていてはいけないんですけどね。でもつい、そんな気にさせられるサウンドです。


ともあれ、先行シングルを含め12曲の中から、12月23日、どんなセットリストを組んでくるか。楽しみです。