スキャットマン・ジョン

スキャットマンズ・ワールド

スキャットマンズ・ワールド

ふと思うところがあって、久ーしぶりにスキャットマン・ジョンを聴きながら書いてます。
スキャットマン・ジョン、といっても知らない人多いんでしょうね。
あるいは、「一発屋」というくくりで記憶の片隅に残っているくらいか。


突如音楽シーンに現れた50過ぎのおじさん。
吃音というハンディに苦しみ、それを乗り越えたからだろうか、彼の書く詞は前向きで、温かい。
当時、半ばキワモノのように感じて、ブームに乗って衝動買いしたというのが正直なところなのだが、いざ聴いてみるとなぜかとても心地よかったのを覚えている。
その心地よさは、久しぶりに聴いた今も変わらなかった。


彼がガンで他界したのが1999年。
すでにブームは過去のものとなり、当時の死亡記事も小さかったと記憶している。
かくいう私も、このCDを聴くのは何年ぶりだろう。
心のどこかに、昔に帰りたいという思いがあるのかも知れない…