オモウコト・2010・2・21

なんか、例の上富良野の観覧車を思い出しまして。
景観論争になり、私も一個人として反対の立場をこの日記で表明しましたし、反対署名もしました。
反対運動の中心となったサイトへのリンクも貼りました。
いくつものブログで、同じように反対の表明がなされました。
しかし、結局は何の力にもならなかったのです。
昨シーズンの入場者が、経営者の予想を上回ったのか下回ったのか知りませんが、
あの件で感じたのは、
「○○が好きだから」「○○を守りたいから」だけでは何の力にもなり得ない、ということでした。


MARIAのファンだ。長瀬実夕のファンだ。西村朝香のファンだ。ZONEのファンだ。


…そのファンにできることなんて、知れている。
そして、ファンなんて何の責任もリスクも負わない。


TATTSUが、ドラムを叩けない。
サウンド面でも、そしてソングライターとしても、MARIAの要にいたTATTSU
ドラムは叩けないまでも、何らかの形でMARIAに関わり続ける、と言う選択肢も、当然彼女達やスタッフの中に浮かんだでしょう。
それを否定したのは、「この6人でこそのMARIA」という理想もあったでしょうし、
もっと現実的で生臭いハードルもあったのかも知れません。


もしも後者の比重が大きいのなら、
今後に不安を抱いたゆえの解散なら、
ファンの力が足りなかった、のかな、と。
ラジオにリクエスト送ったりはしたけど、私に出来たのはその程度。


何も出来なかった。
CDを聴き、ライブを楽しみ、たくさんの想い出をもらった。
でも、少なくとも私はそれ以上のことは出来なかった。
それ以上の事って?分からない。
分からないけど、「ファンが支えてくれるから、どんなに困難でも道を進む」
そんな選択肢を取ってはもらえなかった。
私の大好きな、「My Road」の歌詞のようにはいかなかった。


もちろん最終的には彼女達自身が決めたことで、
そこにあれこれ外の人間が口を挟むことはできない。
出来ないんだけど……正直悔しい。


いや、もちろんいちばん悔しいのは他ならぬTATTSUであることは論を待たない。
なんだか、やりきれない。


…って、こんなこと書くのは止そう、と思ってたけど、
やっぱり、自分の中でモヤモヤしてるんです。
もちろん先日書いたように、
限りある時を、目一杯楽しまないと、損、なんですけど。今は。

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